2025年12月、修徳中学校より2年生の生徒さんお迎えし、4日間の職場体験を実施いたしました!
マリエッタでは「実際の開発現場を直接見て、触れて、体験してほしい」という想いから、中学生の受け入れを行っています。
慣れない環境でドキドキしながらも、プロの現場に飛び込んでくれたその様子をご紹介させていただきます。
「Unity」でノベルゲーム制作に挑戦!
今回の体験は、「Unityを使用したノベルゲーム制作」です。生徒さんには、背景の選定からキャラクター配置、そして「シナリオ制作」まで、ゲームの根幹となる部分を丸ごと担当してもらいました。 多くの生徒さんがUnityに触れるのは今回が初めて。最初はプロが実際に使用する複雑な操作画面(エディタ画面)を目の前にして、「自分にできるかな…」と少し緊張した面持ちでした。


ですが、いざ制作が始まるとその集中力には驚かされました。 背景を選び、キャラクターを配置し、自分で考えたシナリオをプログラムで動かしていく。試行錯誤を繰り返しながら、「自分のアイデアが形になる楽しさ」を肌で感じてくれているようでした。
短期間ではありましたが、このような流れで体験してもらいました。
・1日目: ゲーム設定考案、シナリオ作成
・2日目: Unityを使った作成方法の説明、シナリオ作成
・3日目: フィードバック会、Unityでの実装作業(キャラクター・背景・選択肢の設定)
・4日目: ブラッシュアップ、および成果発表会
当初、ゼロからシナリオを考えるのは少し難しいかな?と心配していましたが、実際には驚くほどスムーズにアイデアが飛び出しました。自分の好きなアニメなどをヒントに、物語のあらすじや展開をしっかり作り込み、時にはお二人で相談しながら物語に奥行きを持たせていく姿がとても印象的でした。
プログラミングの醍醐味は、自分の書いたコードや設定が即座に形になることです。
最初は複雑な操作画面に戸惑っていた生徒さんたちも、自分で考えたセリフや選択肢が画面上で実際に動き出すと、非常に嬉しそうな表情を見せてくれました。こだわりを持って作り上げた作品が「ゲーム」として完成した瞬間、ものづくりの楽しさを心から実感していただけたようです。
▼ 今回使用したアプリや作成画面です

成果発表会!緊張のプレゼンテーション
最終日には、社員を前にした「成果発表会」を開催。 自分が作ったゲームを画面共有しながら、こだわりポイントや苦労した点について堂々と発表してくれました。



社員からも「その演出は面白いね!」といったプロ視点のフィードバックを送り、最後は達成感に満ちた笑顔を見せてくれました。
職場体験を終えて・・・
参加した生徒さんからは、 「ゲームを作るのは思ったより難しかった」 「将来、ITに関わる仕事に興味が湧いた」 といった、頼もしい感想をいただくことができました。
受け入れた私たち社員にとっても、彼らのピュアな発想や熱意に触れることは、大きな刺激となりました。
2025年に実施した職場体験は今回が最後となりました。
マリエッタは、これからもこうした活動を通じて、地域の子供たちが将来の夢を描くきっかけを作れるよう、取り組んでまいります。


4日間、本当にお疲れ様でした!
マリエッタに来てくれてありがとうございました♡
※本記事は修徳中学校様に許可を頂いて掲載しております。